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生活習慣病と噛む効果

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科助手の前川です。
生活習慣病をご存知ですか?体の負担になる生活習慣を続けることによって引きおこされる病気の総称です。(いわゆる成人病と呼ばれていたものです)代表的なものは、脂質の摂りすぎから引きおこされる高脂血症、糖尿病、高血圧などですが、他に悪性腫よう、脳卒中、肝臓病、骨粗しょう症などもこの部類に入ります。子供のころから「節制ある生活態度」を身につけていることは、将来的にも心身の健康につながります。
その中でも特に「節制ある食習慣」を築いていくには、まず「口腔内の健康」が欠かせません。「全身の健康はまず口腔から」と言っても過言ではないのです。口腔は、歯科医師にとって「その人の健康を総合的に見分ける窓」になります。例えば、定期的な歯科検査では、摂食障害と前がん状態(がんになる前の状態)などの早期発見が可能です。口腔の衛生を保持し、定期的な健診を続けたり、歯科衛生士による専門的な口腔内の清掃処置を受けることは全身の健康への重要な第一歩なのです。いっぱい噛んで生活習慣病を予防しよう!
1、唾液の分泌を促しガン予防、歯の病気予防、体力向上に!
良く噛むことで、食物を小さく砕き、つぶすばかりでなく唾液や胃液の分泌を促し増加させるので、それらに含まれる酵素がさらに食物の消化を高めます。これはガンの予防にもつながります。また唾液は口腔内にある無数の細菌の繁殖をおさえると同時に自然の清掃作用なども促すので歯の病気(むし歯・歯周病等)の予防にもなります。さらに体内への養分や栄養素の吸収を促進させ、その結果子供の発育を促し瞬発力を養うなど体力向上にもつながるのです。
2、脳を活性化させ、肥満・老化防止に!
食物を噛むためには、顔や顎の周囲にある25以上の筋肉を使います。良く噛むことで、脳内温度が上昇し血流の循環が活性化され、脳に十分な酵素と栄養が送られます。そして脳神経細胞が刺激されて脳細胞の代謝が活発になります。その結果、頭がさえて集中力が高まり、記憶力増加にも影響するので勉強にも身が入り成績アップにつながります。さらに、味を感じる脳細胞も刺激され口に入ったものが美味しく食べられるようになります。同時に、これ以上食べ過ぎないようにと満腹中枢も目覚め、肥満防止にもつながります。また、噛むことがストレスの発散になり本能的な満足感が満たされるばかりでなく、高齢者には老化防止、ボケ防止、脳卒中の予防にもなります。
3、正常な咬合が美しい発音や言葉を生みだします!
良く噛むことで、正常な咬合と歯並びをつくります。きれいに回復した口元は正常な発音と美しい言葉を生み出すばかりでなく、そろった白い歯が口元から見える、見た目の美しい生き生きとした美男美女に育てます。高齢者にとっても若々しく見せるための秘訣で、発音が良くなり声も若返ります。 本来ある自然な口元を回復するには、その人の人格・個性の回復にもつながり精神衛生面にも大いに役立ちます。
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歯ぎしりについて

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科助手の北川です。
ご家族に歯ぎしりを指摘されたことはありませんか?今日は、歯ぎしりについてお話します。歯ぎしりの原因は一つではありませんが、最も有力なのはストレスです。引越し、転職、入学などの環境の変化で歯ぎしりが強くなることがあります。
歯並びも原因の一つです。歯並びが綺麗な人でも歯ぎしりをしますが、歯並びが悪いことによって噛み合わせが変化しやすくなり、歯ぎしりもしやすくなります。その他にも、虫歯や歯周病、食いしばりの癖など様々な原因があります。
歯ぎしりをすることによっておこる症状としては、
①歯の周りにある歯根膜という膜が炎症を起こし、噛むと痛くなる
②歯や歯茎にダメージが加わり歯がしみる
③歯に亀裂が入り、神経が死んでしまう
④顎関節症になり顎が痛くなる
⑤歯に大きな力がかかり歯が割れてしまう
⑥肩や首が凝りやすくなる
⑦顔の周りの筋肉が発達し、顔が大きくみえる
等があげられます。他にも様々な症状が存在します。歯ぎしりは精神面が関係していることもあり、治療を行っても確実に止めることはできませんが、悪い影響を最小限に食い止めることはできます。そのために、マウスピースによって守ることが必要となります。歯医者さんで、より自分にあったマウスピースをすることで、正しい噛み合わせを保ちながら歯を守りましょう。
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口臭について

大阪市東大阪市 歯周病センター 助手の竹原です。 
皆さんはふとした時にご自分の口臭が気になることはございませんか?口臭はニンニクなどの食べ物だけでなく、口の中のトラブルや全身の病気が原因になってることがあります。おしゃべりを楽しんだり、第一印象を良くするためにも口臭は防ぎたいものです。今日は口臭の原因と対策についていくつかご紹介いたします。原因①食べ物が臭いの元時間が経つと消えるので問題ありません。臭いが残りやすい食べ物はアルコール・たくあん・納豆・干し物・ニンニク・ニラ・ネギなどです。原因②全身の病気が臭いの元は糖尿病の場合、特有の酸っぱい臭いがして、病気に気づくという場合もあります。また、胃腸が弱かったり、鼻づまりによる口呼吸で口臭がすることも。病気が原因の場合は、その病気を根本的に治療して初めて消すことができます。
原因③口の中が臭いの元口臭の原因の85%は、口の中にあります。
1、歯垢 
 通常食事の2時間ほどで歯垢は分解され、臭い始めます。歯垢による口臭を防ぐには、歯磨きが1番です。外出先などで歯磨きが出来ない時は、水やお茶でのうがいが効果的です。
2、虫歯や歯周病
 まずは、治療です。そして、きちんとした歯磨きの習慣をつけましょう。また、義歯やブリッジも汚れがつきやすいので、自分の歯以上に歯磨きは念入りに!
3、舌苔
 成分は歯垢と同じようなもので、舌に白い苔のように付きます。舌苔が付いていたら、歯ブラシや舌ブラシで取りましょう。
4、唾液の減少
口の中は常に唾液により自浄作用が働いています。この唾液が少なくなった時に口臭が強まることがあります。朝起きた時の口臭がこの代表的なものです。他にも緊張した口が渇いた時、女性の月経・妊娠時期などがあげられます
 が これらは生理的口臭と呼ばれ特に心配はいりません。口臭は色々な原因があり、それぞれの原因に合わせた対策法で口臭を改善し、素敵な生活を送りましょう!
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