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TCセミナーに参加させて頂きました!

こんにちは。大阪府東大阪市にあります今西歯科医院 歯科助手の仙波と竹原です。数日前春一番が吹き、春の訪れを少し感じた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。私たちは先日、院長先生からお声かけ頂き、‟歯科医院 スーパーTCセミナー“に参加させていただきました。‟TC”と言われても分からない方がほとんどだと思います。TCとは‟トリートメントコーディネーター“の略で、分かりやすいところで言えば、当院に初めて来院された患者様のお話を一番初めにお伺いするスタッフのことです。セミナーでは、スーパーTCになるための考え方・これから何を実践していけばいか・コミュニケーション術についての講演をうけさせて頂きました。日頃から患者様とお話をさせて頂く上で私たちなりに意識していることもありましたが、初めて聞くことがたくさんあり、気付かされることもありました。セミナーで学んだことを活かしてTCになれるよう勉強していきたいと思います。

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アルコールと歯科疾患

皆様こんにちは。大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 助手の松本です。月日が経つのは早いもので来週から3月に入ります。このシーズンは、送別会や歓迎会などでお酒を飲む機会が増えるという方も多いのではないでしょうか?そこで今日は、アルコールについてお話したいと思います。
 アルコールは、適正に飲酒している限りは口腔機能に影響を与える可能性は少ないと言われています。しかしお酒を飲みすぎてしまうと喉が非常に乾いたり、口の中がネバネバしたり、飲酒後や二日酔いで歯を磨くと吐き気がするという経験をされた方もいるのではないでしょうか?アルコールには利尿作用があるため、飲酒することで身体の水分量が不足していくため、喉が渇き、口の中が乾燥状態になります。また飲みすぎると胃酸の逆流などにより、気持ち悪くなり吐き気が起こります。たまに飲みすぎる程度では影響はさほどありませんが、問題となるのは過剰なアルコール摂取が続き、アルコール依存症に陥ってしまうような場合です。アルコール依存症では、飲酒のコントロールができなくなり、通常の生活・食生活が崩壊し、お酒が中心の生活になります。次第に病状が悪化すると食事も摂らず、お酒しか受け付けなくなり衰弱し、身体機能が低下し、水分も十分に補足されない為、唾液不足・口腔乾燥が起こり、う蝕や歯周炎などの歯科疾患が発症しやすくなります。さらに食事量が減少することで咀嚼回数が減ってしまい、唾液の分泌量の低下・質の変化が起き、自浄作用(自らの唾液で口腔内をキレイにする)の低下や口腔乾燥が進み口腔環境が悪化してしまいます。また、一度アルコール依存症になってしまうと、二度と楽しいお酒を飲むことができなくなります。特効薬のないアルコール依存症では病気を認識し、断酒することが回復への唯一の道となります。断酒するにあたり必要になるものは、健全な食機能です。お酒をやめることできちんとした食事を摂らなければなりません。歯がない状態や痛みがある状態では、何も美味しく食べられないうえに再飲酒再促進因子となる恐れもあります。食べることは人にとって喜びのひとつであり、生きるための欲求でもあります。いつまでも楽しく飲食や会話するためにも健康な口腔機能が必要です。お酒は適量を心がけ、食機能の維持のためにも定期的な歯科受診をしましょう。皆様の身体の健康やキレイな口腔内を保つためにも私達スタッフが全力でサポート致します。一緒に頑張りましょう。大阪歯周病センターへ

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親知らず

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 受付の吉間です。少しずつではありますが寒さも和らいでもうすぐ春がやってきますね。今回は親知らずについてお話します。親知らずとは大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯であり、第三大臼歯が正式な名称で、智歯(ちし)とも呼ばれています。永久歯は通常15歳前後で生え揃いますが、親知らずは生える時期が概ね10代後半から20代前半であり、親に知られることなく生えてくる歯であることがその名前の由来だとも言われています。親知らずは一般的には、上あごの左右2本と下あごの左右2本の計4本ありますが、もともと親知らずの無い人や、必ずしも4本が揃っていない人など個人差があります。親知らずの生えてくる場所が不足している、あるいは萌出方向(生える方向)が通常と異なるために、埋伏(埋まった状態)していたり、傾いてきちんと生えてこないことがしばしばみられます。親知らずによってかかる疾患の一つに智歯周囲炎(ちししゅういえん)があります。これは歯肉に部分的に被ったままになることにより不潔になりやすく、歯肉の炎症を起こしやすい状態となってしまいます。20歳前後の人に発生する頻度の高い疾患です。抗菌薬(化膿どめ)や消炎鎮痛薬(痛み止め)の投与、さらにはうがい薬などを併用して炎症を鎮めた後、歯肉弁切除(被った歯肉を切除)を行い、様子を見るといった場合もあります。しかし、親知らずの生える方向が悪かったり、炎症をくり返しているような場合は、抜歯することが適当と考えられます。では親知らずは全て抜いた方がよいのかという話しになってしまいますが必ずしもそうではありません。、正常に生えて機能している場合や、手前の奥歯などが抜けてしまってない場合などはその部分を補うためのブリッジや入れ歯の土台に利用できるため、残しておいた方が良いこともあります。親知らずを抜くのは処置によりその後に腫れや痛みなどの不快な症状が生じたり、また少なからずリスクを伴います。ではどのような親知らずは抜くべきなのか、大まかに言いますと「親知らず自体あるいは手前の歯もむし歯になってしまった」場合、「横向きに埋まっていて前方の歯に障害を及ぼしている」場合、あとは「親知らずが歯肉に被ってしまい、食べ物がつまりやすくなってしまっている」場合は抜いた方がよいとされています。親知らずが歯肉に被ってしまっているとその部になかなか歯ブラシが届きにくく不潔になってしまい炎症や虫歯になりやすくなってしまいます。では逆に抜かなくても異常はない親知らずはといいますと、「親知らずが上下できちんと生え、かみ合っている」場合と「顎の骨の中に完全に埋まっていて問題が無い」場合は抜かなくても問題はないとされています。ただ、親知らずを抜くというのは決して気軽な行為ではなく、そして歯を抜くという行為は取り返しがつかないので、きちんと歯科医師と相談をして抜くべきか抜かなくても大丈夫なのかを診断してもらうことがたいせつです。
大阪歯周病センターへ。

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