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日本口腔インプラント学会学術大会

こんにちは。大阪府東大阪市大阪歯周病センター、歯科衛生士の大下です。

先週の金・土・日と開催されました、日本口腔インプラント学会の学術大会へ名古屋まで行ってまいりました。image1

名古屋は以前に一度行ったことがありますが、かなりしぶりに行きました。場所は名古屋駅からわりと近く、大きな国際ホールで行われました。この学会はインプラントの認定資格を取得するために受講しなければならない講座があり、多くの先生方や衛生士の方、技工士の方が来ておられました。私は当院の衛生士スタッフと一緒に行き、受講講座の前にセミナーも受けさせて頂きました。内容はどちらもインプラントにかかわる事でしたが、診断や検査にもちいるエックス線写真についてと、インプラント周囲炎についてでした。エックス線写真は良く患者様からも「とらないといけないの?」とか「前の歯医者でもとったよ?」などの声も頂きますが、検査・診断をするにあたり必ず必要なこと。その画像をもとに画像診断し、病変などを発見する為、必ず必要なことを改めて学びました。
また、インプラント周囲炎については、天然歯同様にインプラントも周りの組織が炎症をおこすので、しっかりとしたケアの確立が必要であることを学びました。当院もインプラント治療を行っております。インプラント後には必ず定期検診にお越しいただき、より長くより良い状態でキープ出来るようにケアをさせて頂いております。インプラントは術後10年経っても95%が生存していると言われています。
今後もより長持ちしいていつまでも健康でいる為にしっかり勉強し、患者様のサポートをさせて頂きたいと思っております。
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生活習慣病と噛む効果

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科助手の前川です。
生活習慣病をご存知ですか?体の負担になる生活習慣を続けることによって引きおこされる病気の総称です。(いわゆる成人病と呼ばれていたものです)代表的なものは、脂質の摂りすぎから引きおこされる高脂血症、糖尿病、高血圧などですが、他に悪性腫よう、脳卒中、肝臓病、骨粗しょう症などもこの部類に入ります。子供のころから「節制ある生活態度」を身につけていることは、将来的にも心身の健康につながります。
その中でも特に「節制ある食習慣」を築いていくには、まず「口腔内の健康」が欠かせません。「全身の健康はまず口腔から」と言っても過言ではないのです。口腔は、歯科医師にとって「その人の健康を総合的に見分ける窓」になります。例えば、定期的な歯科検査では、摂食障害と前がん状態(がんになる前の状態)などの早期発見が可能です。口腔の衛生を保持し、定期的な健診を続けたり、歯科衛生士による専門的な口腔内の清掃処置を受けることは全身の健康への重要な第一歩なのです。いっぱい噛んで生活習慣病を予防しよう!
1、唾液の分泌を促しガン予防、歯の病気予防、体力向上に!
良く噛むことで、食物を小さく砕き、つぶすばかりでなく唾液や胃液の分泌を促し増加させるので、それらに含まれる酵素がさらに食物の消化を高めます。これはガンの予防にもつながります。また唾液は口腔内にある無数の細菌の繁殖をおさえると同時に自然の清掃作用なども促すので歯の病気(むし歯・歯周病等)の予防にもなります。さらに体内への養分や栄養素の吸収を促進させ、その結果子供の発育を促し瞬発力を養うなど体力向上にもつながるのです。
2、脳を活性化させ、肥満・老化防止に!
食物を噛むためには、顔や顎の周囲にある25以上の筋肉を使います。良く噛むことで、脳内温度が上昇し血流の循環が活性化され、脳に十分な酵素と栄養が送られます。そして脳神経細胞が刺激されて脳細胞の代謝が活発になります。その結果、頭がさえて集中力が高まり、記憶力増加にも影響するので勉強にも身が入り成績アップにつながります。さらに、味を感じる脳細胞も刺激され口に入ったものが美味しく食べられるようになります。同時に、これ以上食べ過ぎないようにと満腹中枢も目覚め、肥満防止にもつながります。また、噛むことがストレスの発散になり本能的な満足感が満たされるばかりでなく、高齢者には老化防止、ボケ防止、脳卒中の予防にもなります。
3、正常な咬合が美しい発音や言葉を生みだします!
良く噛むことで、正常な咬合と歯並びをつくります。きれいに回復した口元は正常な発音と美しい言葉を生み出すばかりでなく、そろった白い歯が口元から見える、見た目の美しい生き生きとした美男美女に育てます。高齢者にとっても若々しく見せるための秘訣で、発音が良くなり声も若返ります。 本来ある自然な口元を回復するには、その人の人格・個性の回復にもつながり精神衛生面にも大いに役立ちます。
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歯ぎしりについて

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科助手の北川です。
ご家族に歯ぎしりを指摘されたことはありませんか?今日は、歯ぎしりについてお話します。歯ぎしりの原因は一つではありませんが、最も有力なのはストレスです。引越し、転職、入学などの環境の変化で歯ぎしりが強くなることがあります。
歯並びも原因の一つです。歯並びが綺麗な人でも歯ぎしりをしますが、歯並びが悪いことによって噛み合わせが変化しやすくなり、歯ぎしりもしやすくなります。その他にも、虫歯や歯周病、食いしばりの癖など様々な原因があります。
歯ぎしりをすることによっておこる症状としては、
①歯の周りにある歯根膜という膜が炎症を起こし、噛むと痛くなる
②歯や歯茎にダメージが加わり歯がしみる
③歯に亀裂が入り、神経が死んでしまう
④顎関節症になり顎が痛くなる
⑤歯に大きな力がかかり歯が割れてしまう
⑥肩や首が凝りやすくなる
⑦顔の周りの筋肉が発達し、顔が大きくみえる
等があげられます。他にも様々な症状が存在します。歯ぎしりは精神面が関係していることもあり、治療を行っても確実に止めることはできませんが、悪い影響を最小限に食い止めることはできます。そのために、マウスピースによって守ることが必要となります。歯医者さんで、より自分にあったマウスピースをすることで、正しい噛み合わせを保ちながら歯を守りましょう。
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