0667234182

ブログ

食いしばりしていませんか?

こんにちは。東大阪にあります大阪歯周病センター歯科衛生士の足立です。本日は桃の節句ですね。日増しに暖かくなってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか。今回は食いしばりと歯周病の関係についてです。食いしばりにはいろいろなタイプがありますが、共通していることは、歯周病を悪化させてしまうという事実です。食いしばりは普段口を閉じているときに軽く噛んでいたり、集中したときに強く噛みしめていたり、夜寝ている間にぎりぎりと歯ぎしりをしたり、気付かないうちに歯に負担をかけています。歯に長時間力がかかると、歯を支えている歯の周りの骨が影響をうけ、骨が吸収されたり歯並びが変わります。さらに歯周病菌の活動性が大きいと、歯茎に力と炎症の負担がかかり、歯がグラグラしたり、歯が抜けるなど歯周病が進行してしまいます。特に、集中している時や緊張している時に強く噛みしめてしまうことが多いようです。その場合は、気がついたら食いしばりを緩めてリラックスするよう心がけ、意識して癖をなくしていくようにしましょう。癖をなおすには日常行動を変えることを必要とします。習慣逆転法といいます。「歯をはなそう」というメモをいろいろなところに貼ります。メモをみたらフーッと肩の力を抜いて、息を吐いて脱力します。歯ぎしり防止法としては、睡眠姿勢を正すことも必要です。合わない枕、ベッドもストレスになり、歯ぎしりの原因となります。また、うつ伏せや横向きで長時間寝るとあごがずれ、咬み合わせが悪くなり歯ぎしりを起こします。良い睡眠姿勢は上向きで、鼻呼吸による深い呼吸が自然にできる状態です。よい睡眠姿勢が、らくにとれるような寝具や枕を整えることも一つの手でしょう。上向きに寝た時に、自然に立っている時のように背骨が適切なS字形カーブを描く状態になるよう、枕とベッドなどを選ぶと良いでしょう。そうした自分自身にベストな姿勢を保てる寝具では、上向きで眠れやすくなります。また、気道が開いて呼吸がスムーズにできるようになるため、安眠効果もあります。また、歯ぎしりのある人は食事時間が短い、飲み込むのが早いという傾向があるので注意しましょう。歯周病なら大阪歯周病センターへ。

コメント  トラックバック

トラックバック用URL