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虫歯予防について

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科衛生士の足立です。虫歯予防デ―の6月4日が近付いてきました。虫歯になってしまうと自然に治ることはありません。ですから、健康な歯も過去に治療をした歯も、これから虫歯にならない様に予防していくことがなによりも大事です。まずは、どうして虫歯になってしまうのか簡単に説明します。虫歯ができる必須条件は1.歯がある。2.口の中に虫歯菌がいる。3.虫歯菌の栄養源(糖類)がある。4.虫歯菌が増える時間がある。の4つです。虫歯菌の栄養源となる糖類は、甘いお菓子だけでなく、調味料や、炭水化物にも含まれます。虫歯菌が増えると、そのかたまりである歯垢(プラーク)に酸が発生し、酸が歯を溶かして虫歯ができてしまいます。虫歯を防ぐためにはこの条件を取り除けばよいので、糖質をなるべく摂らない事、虫歯菌や歯垢を減らすために時間を決めて歯磨きをすることが挙げられます。また、フッ素には歯を強くしてくれる効果があるので、フッ素入りの薬用歯磨き粉を使うことも効果的です。次に虫歯にはなりやすい場所があります。1.歯と歯の間2.奥歯の溝3.歯の根元の3つです。いずれも歯ブラシだけでは磨くのが難しい場所です。ですので正しい磨き方とフロス、歯間ブラシ、タフトブラシといった補助用具を使ってこれらの場所を重点的に磨けば、虫歯になりにくくなります。歯の表面が黒ずんだり、冷たいものがしみる歯は虫歯が疑われます。歯の構造というのはいくつかの層になっており、冷たいものがしみる場合は、表面のエナメル質という硬い層が大きく蝕まれている可能性があります。なるべく早めに治療をして、再発防止のために歯磨きをしましょう。大阪歯周病センターへ。

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