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口内炎について

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 受付の吉間です。
7月に入りいよいよ夏本番といった気候になってきましたね。毎日クーラーが欠かせません。
今回は口内炎についてお話したいと思います。そもそも口内炎は何が原因でできてしまうのかと言いますと大きく4つの原因があります。一つは口の中を噛んでしまったり、歯ブラシで傷つけてしまったりなどの機械的刺激によるもの、二つは唾液の減少によるもの
、三つは睡眠不足や不規則な生活などの免疫力の低下によるもの、四つは偏った食生活によりビタミンB2が不足することの4つが原因とされています。
ではどのように対策をしていけばよいか。まず一つ目の機械的刺激によるものですが、
同じところを何度も噛んでしまう場合、歯科で噛み合わせを見てもらったほうがいいでしょう。傾いた歯が舌や粘膜を刺激して繰り返し口内炎ができる場合も同様です。欠けた歯は早めに治し、矯正器具、入れ歯も調整してもらいましょう。またソフトなブラッシングを心がけましょう。二つ目はストレスや薬の副作用、シェーグレン症候群のような全身疾患が唾液の減少の原因になることがありますのでお口の乾燥、唾液の減少を感じたら、まず歯科医院を受診しましょう。薬の副作用、シェーグレン症候群のような全身疾患など原因の診断が必要です。ご自身ではストレスの原因を取り除く、食べるときによく噛む、またノンシュガーのガムを噛むなどを心がけて唾液の分泌を促しましょう。三つ目は規則的な生活を心がけ、休息、睡眠をたっぷりとり、体力の回復を図ることが一番です。四つ目はビタミンB2不足が原因とされていますのでバランスの良い食事を心がけ、ビタミンB2の多く含まれている動物性蛋白を多くとるようにしましょう。チョコラBBやハイチオールBなどの、ビタミン剤を補助的にとるといいでしょう。
たとえ対策をとっていたとしても口内炎にできてしまうこともあります。もしできてしまった場合は洗口剤でゆすいだり、塗り薬や貼り薬を使用したりするとよいかと思います。もし口内炎が2週間以上治らない場合は歯科医院で診てもらった方がよいかもしれません。
一番の予防対策は口内炎ができないような生活を心がけることが大切です。規則正しい生活、栄養バランスの取れた食生活、歯磨き・洗口剤で常に口の中を清潔に保つことが口内炎を予防することにつながります。今西歯科医院へ

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歯周病と全身疾患

こんにちわ。大阪府東大阪市にあります大阪歯周病センターのトリートメントコーディネーターの前川です。
今日は歯周病と全身疾患についてお話します。歯周病は歯のまわりの組織である歯茎、歯槽骨などの病気で、細菌によって引きおこされる感染症です。お口の中に細菌が定着すると、炎症が起こり、ハグキが赤くなったり、腫れたりします。この炎症が継続して起こると、歯の周りの組織(歯周組織)が破壊され、最後には歯が抜け落ちてしまいます。これまで歯周病は、お口の中だけの病気と考えられてきました。しかしながら、近年、歯周病が全身にもたらす影響、また全身が歯周病に与える影響についての研究が進められています。歯周病と関連があると言われている5つの症状について、その研究報告内容の一部をご紹介します。
1.糖尿病
血糖値が高い状態が続くと、様々な合併症が起きやすいとされており、歯周病は糖尿病の合併症として捉えられています。糖尿病の人は、糖尿病でない人に比べて歯周病になるリスクが高いという報告や、歯周病の治療によってハグキの炎症が改善すると、インスリンが働きやすい状態になって、血糖値が改善する可能性があるという報告があります。
2.心疾患
心疾患は、食生活や運動、ストレスなどの積み重ねが引き起こす生活習慣病の一つです。歯周病のある人は、ない人と比べて心疾患を発症するリスクが高いことが報告されています。また、歯周病が重篤であればあるほど、その発症リスクが高くなるとも言われています。
3.早期低体重児出産
妊娠中の女性は、つわりによって口腔清掃が不良になりやすいため、歯周病に罹りやすくなります。歯周病による炎症性物質がへその緒を通じて胎児に影響するため、早期低体重児出産の確率が高まると考えられています。
4.誤嚥性肺炎
肺や気管の生理的機能が衰えると、自らの唾液や食べ物が誤って肺に入り、肺炎を起こしてしまいます。これを誤嚥性肺炎といい、唾液中に含まれる細菌が主な原因です。
5.骨粗鬆症
全身的に骨が弱くなると、歯を支える歯周組織にも影響があると考えられています。一方で、歯周病は、歯を支えるハグキを破壊する病気です。歯槽骨が弱くなると歯周組織の破壊が進みやすくなるため、骨粗鬆症は歯周病を進行させる一因と考えられています。
歯周病を予防する為やこれ以上進行させない為にもしっかり歯周病の治療は受けられた方がいいですね。
歯周病治療なら大阪歯周病センターへ

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