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生え換わる歯は

こんにちは 大阪府東大阪市 大阪歯周病せンターのトリートメントコーディネータ 金谷です。
あっという間に2月が来ました。感覚的に1.2.3月は過ぎるのが早い気がします。4月ともなると、新入生・新社会人など年度替わりでバタバタする
季節となります。健康面にも気をつけて下さいね。
先日、初診で歯の生え換わりについて悩んでいる親子がやってきました。まだ、ぐらつきだけでまだ抜けそうになかったので様子を見てもらうことになりました。その後、お話を聞いていると「次は上になげようかな?下になげようかな?」といっていたので私もそんなことしたなと思いながら色んなお話をしました。興味をもったので少し調べてみたのですが、地域によって言い方も様々だということがわかりました。
まず抜けた乳歯をどこに投げるかですが、上の歯は『縁の下・土台石の下・流し下・床下・雨垂れの下・庭先』、下の歯は『屋根の上・便所の屋根・屋根瓦の上・場所の指定なくただ上』といった具合に多少の違いはあるものの、丈夫な歯の成長を願って上の歯は下に向かって、下の歯は上に向かって投げるというのは全国共通のようです。
因みに世界に目を向けてみますと、日本と同様、上の歯を下へ・下の歯を上へ投げるところもありますが、全く違った風習のところも見受けられます。
例えば、アメリカ・西欧などは、「枕の下に入れて眠ると妖精やネズミがお金やプレゼントと換えて行ってくれる」といった言い伝えが多いようですし、東欧では「ペンダントやキーホルダーにして身につける」ところや、中近東では「記念品として小箱に入れておく」ところがあるようです。又、犬を守り神とする地域では、若い犬に食べさせる風習もあるとの事で、実に多種多様です。
時代を越え、距離を越えて受け継がれ現代に伝わる風習。洋の東西を問わず、子供達の健やかな成長を願い、祝うこれらの風習に心温まるものを感じました。
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